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みんなに迷惑 ウィルス対策の必要性

 ウィルスは英語でvirusと書きます。バイラスでもビールスでもありません。 惜しいけど。

感染するとみんなに迷惑            期限切れや乗り換えを考えている人へ            デメリットに対する対策と感染は自己責任

パソコンは日々、進化していますが、厄介な事にウィルスも日々進化してくれてやがります。
ウィルスのはじまりは、プログラマーが自分の能力を誇示するための可愛いイタズラ程度だったそうです。
…………しかし、人間いいひとばかりじゃありません。じょじょに混乱、破壊目的でウィルスを世に送り出す人が増えて、
ウィルスは生き物のような活動をするため、ウィルス自身を伝播、増殖して沢山の種類、新しいウィルスを作っているのです。
見たくもありませんがウィルスカレンダーというコーナーも、セキュリティソフトのサイトにあります……。

カレンダーを見るとほぼ毎日、ほぼ日ウィルス。_| ̄|○
ほぼ日刊イトイ新聞の糸井さんもこんな表現される日が来るとは思ってなかったでしょう。

ウィルス対策をしていても、感染するときはします。
パソコンに完璧は無い――――ウィルス対策も、同様です。
感染するとみんなに迷惑

これは、パソコンに全くウィルス対策を施していない、対策していても防ぎきれなかったときの 簡単な状況です。
実際に何もしていないパソコンがどうなってしまうのか、テストケースがありますので詳しく知りたい人は以下の記事をご覧下さい。
デジタルARENA - 記者に聞け! こんなPCはネットにつなぐな! 3日間放置した無防備PCの結末は?

感染した場合(他にも個人情報やパスワードを抜いたりもありますが省略)
1.ファイルが勝手に削除されたり改ざんされたりして、保存したデータが消える・ソフトが起動しない・Windowsが起動しない
2.意味不明のメッセージ画面やWindowsのエラーが頻繁に出てくる
3.勝手にウィルス付メールをばらまく(送り先はアドレス帳、連絡先のデータが流用されます)

感染経路
A インターネットにつないだ途端・ホームページを見ただけ
B メールを開く・メールの添付ファイルを実行する
C もらったWordやExcel、Power Pointなどの文章やデータ
D ウィニー(Winny)やWinMXなどのファイル共有・交換システムで入手したもの
ありがちでかつ一番他人に迷惑をかけるのが、BとDでのメール経由かファイル共有で感染したときです。
特に『B メールを開く・メールの添付ファイルを実行する』で感染した場合は、
3.勝手にウィルス付メールをばらまく(送り先はアドレス帳、連絡先のデータが流用されます)トラブルまで引き起こし、
無関係な身内や知人だけでなく、企業なら同僚や上司、果ては取引先にまで貰いたくもないウィルス付メールが、
あなたのメールアドレス、あなたのパソコンから送られて来る、実害を伴うかもしれない迷惑をかける事になります。
常識のある大人の信用問題に関わる、非常に面倒な事態と言っても決して誇張ではないのです。

それだけ、ウィルス対策をしないのは家じゅうの窓やドアを開けたまま一年海外に出かけるようなものです。

Dは相次ぐ個人情報流出事件でマスコミで騒がれていますから、言わずもがなです。
欲求だけ高くて責任を負う気が無いなら、一生使わないことが身のためです。

もし、自分の身内、知人、友人でやらかした者が出たと知ったら、
最初に鼻で笑い、『どう見てもバカです。本当にありがとうございました』と思うか言うかします。
期限切れや乗り換えを考えている人へ

以下のリストを参考に、知識の宝庫 リンク集のページのウィルスソフト メーカーをご覧下さい。
期限が既に切れてしまっている人はなるべく早めがいいですよ。感染したファイルを完璧に助けられる事はそんなに多くないですから。
案外知られていませんが、ひとつのパソコンにインストールできるウィルス対策ソフトはひとつだけです。
パソコンのおはようからおやすみまで見張っているものが、単純に考えても二倍になるのです。
これでマトモに動け、というのは無理な話です。必ず入れ替える前に削除しましょう。

スパイウェア対策専用ソフトとの組み合わせ次第でもトラブルの元になりますので、
常時監視にせずに(ソフトの設定を変更すればOK)、定期的に手動でチェックがおすすめです。

タイプ メリット デメリット 費用
延長継続型
ソフトメーカー系
ホームページでらくらく決済も
銀行、郵便、コンビニ振込みもOK
サポート充実
Norton(ノートン)の場合同じ年度版の延長
リカバリのあとにも一癖あるためここを参考

他はほとんどがインターネットに接続したまま
初期設定をしなおせばOK
契約期間は1年が主体
\980〜7,000前後
CD購入
ダウンロード購入型
ソフトメーカー系
ホームページでらくらく決済も
銀行、郵便、コンビニ振込みもOK
店頭で直接相談して購入
サポート充実
CDを紛失すると証明できなければ実費
製品によってはダウンロード回数に制限がある
契約期間は1年が主体
\980〜7,000前後
一括管理型
ソフトメーカー系

パソコンメーカー系
プロバイダ系
ダウンロード&インストール&初期設定で完了
サーバー管理なので自力で操作は少なくなる
クレジット決済か、プロバイダからの提供なら
インターネット使用料と一緒に引き落としも可能
サポート充実
月極なので契約解消がすぐできる
契約期間は一ヶ月単位が主体のため
上記二項と比較して年間で計算するとやや割高
月極\250〜600前後
自力で頑張れ無料型
ソフトメーカー系
無料であり、負荷が少ないものが多い サポートがメールのみ、または有料
表示言語に外国語しかないものもある
基本的に無料
デメリットに対する対策と感染は自己責任
 
ウィルス対策のソフトを入れているだけではいけません。
自動アップデート機能はきちんと働いていますか?  最低でも半月に一度はHDDに感染が無いかスキャンを実行していますか?
確認する術を持たない、知らないのであれば知識の宝庫 リンク集のページのウィルスソフトサポートをご覧下さい。
各メーカーのサポートに確実に記載されています。検索してみたいけど上手く探せない方は、
便利に使おう Google検索使い方のページをご参考ください。

勿論、感染してもウィルス対策ソフトが駆除や隔離できないときは、ソフトウェアメーカーに相談します。
それでも駄目な時は自力でできるメンテナンスの最終行動、購入当初に状態を戻すリカバリが必要になります。
データはウィルスに感染している可能性があるため、出来れば全て削除がおすすめです。
もちろん、のるかそるかのデータを一部残したままのリカバリや、完全ではないにせよ復旧ができるテクニックもあります。
しかし、このホームページはそんな高度なことは掲載しません。上記の件についてメールをいただいても一切お返事できません。
ウィルスを甘く見ている気分を一度は払拭してもらうためですので、授業料と思ってあきらめてください。
何より、厳しい現実が最後にあります。
ほとんどのメーカーは保障期間内でもウィルス感染が原因の修理は99.9%有料です。
ウィルスは通常使用した場合においての自然な故障とは判断されないため、保障規定には含まれていません。
冷静でも激情に任せての要望でも、確実に拒否されます。あくまでも! 自己責任です。



現行のウィルス対策ソフトはWindowsが起動してから終了するまで常に活動、監視します。
つまりパソコンの処理が遅くなります。現代の技術力ではこれが限界です。
遅くなるのがどうしても我慢ならない方はファイルの交換や共有、インターネットのご利用をお控えください。

処理速度の低下は必至ですが、それでも対策はそれなりに存在します。
1.マイドキュメント以外にもファイルの保存場所を作成する
  Windowsの慣例によりCドライブの中に存在するマイドキュメントは、はた迷惑なことにウィルスが活動しやすい場所です。
  Dドライブに主体で使用する保存用フォルダを作成しておけば、後々の管理が非常に楽になります。
  さらにフォルダを文書用、写真などの画像用、動画用と分けておくとわかりやすくなりますよ。
  
操作方法が分からない場合はクリックしか出来ないを参考してください。
2.ウィルスソフトからの過干渉を防止する
  動画を取り扱うフォルダだけはセキュリティレベルを下げておかないと、編集や出力、DVD作成時にエラーの原因になりやすいです。
  除外したフォルダは定期的に手動でチェックしてあげてくださいね。
  Norton AntiVirusとNorton Internet Securityの手順参考ページ

  ウィルスバスターの手順参考ページ
  McAfee InternetSecurity Suiteの手順参考ページ(どうもしっくりくるものがないので、残念ながら不明瞭です。メーカーサポートへの相談がおすすめ)

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