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データを取っておく「バックアップ」は使用者の義務

そもそも、今使用しているパソコンは誰のものでしょうか? 自分専用でしょうか? 会社で使っていますか? 家族で使っていますか?
それでも、作成した文書、取り込んだ写真、追加したお気に入り、やり取りしたメールやアドレス帳、マイドキュメントなどに入れた情報はどうでしょうか?
そう、共有する部分はあっても、あなたのものです。
自分のことは自分でする――――このルールは、パソコンにも当てはまります。
パソコンはいつトラブルが起きてもおかしくない不完全で、理不尽な箇所が多々存在します。
明日、Windowsが起動するという保障は、どこにもありません。
泣く泣く貴重なデータを損失する事態に陥らないように、しっかりと回収、保管を行いましょう。

※しつこいようですが操作の結果いかなる問題が発生しても当方は一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

注意事項
回収できるデータは基本的に自身で作成したもの・取り込んだものになります。
ソフトウェアは例外を除き、バックアップの対象外です。
いかなる経路で入手したかは知りませんが、再インストールが出来ないソフトはありません。
復元ソフトも市販されていますが、やはり完璧ではないです。(かえってトラブルの元になることもあります)
楽をおぼえる前に、自分の力でバックアップができるようにしましょう。
そして最も重要なことは、パソコンのデータは永久に保管できる保証が無いことです。
すべて遠き理想郷アヴァロンにはあるかもしれませんが。 現実には存在しません。
保存する対象と手順          保存先の製品一覧
保存する対象と手順

パソコンメーカーがこれ以上無いと言うほど公開してくれてますから、好きなメーカーのコーナーをご利用ください。

独自ソフトの記載もあるがいずれも一般的な手順を記載          NEC          富士通          ソニー

独自ソフトの記載が主体のため汎用性に欠ける         日立          シャープ          DELL
保存先の製品一覧

CD・DVD     外付けハードディスク(HDD)     フラッシュメモリ     MOディスク     フロッピーディスク(FD) 
CD・DVD おすすめ度 ★★★★ 保存先として一番安定していますが、 書き込みに使用した方法と保管状況が悪いと、
とたんに読み込めなくなってしまうため注意。 保管についての参考サイト
※すべてのパソコンにおいて、正しく読み取れる保証はどこにもありません。
外付けハードディスク(HDD) おすすめ度 ★★★ CDやDVDの書き込みができない、対応できないときに向いています。
手軽さも良い点ですが、HDDは消耗品のため長期保管は向かず、
管理が悪いとすぐに故障し、高価な製品でもあります。
フラッシュメモリ おすすめ度 ★★★ 外付けHDDよりも耐性が高いのに手軽さは同列という優れもの。
ただし128MB(メガバイト)なら二千円程度ながら、
4GB(ギガバイト)で3万円とまだまだ途上。
対応する差込口がないとUSBリーダー/ライターも併用せざるを得ません。
1年待てば最強の持ち運びに一番適した記憶媒体になるでしょう。
構造上、磁気に弱いのでちゃんとカバーにしまっておきましょう。
最初からUSB端子がついているUSBフラッシュメモリもあります。
MOディスク おすすめ度 ★★★ 外付けHDDが高級品だった頃、企業などでは今も活躍中の記憶媒体です。
DVDほどの容量はありませんが、今のフラッシュメモリみたいなものでした。
MOドライブがCD・DVDドライブのように必要になるため、
現在は汎用性が徐々にですが低くなっています。
フロッピーディスク(FD) おすすめ度 ★★ 汎用性と低価格は最高レベルですが、容量は1.44MBと最低ランクです。
1枚にお気に入りとアドレス帳と少しのデータしか入らないでしょう。
最近のパソコンはFDドライブ非搭載が減ってきたため、古いパソコンから
データを移動させるときも外付けのFDドライブが必要になってきました。

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