パソコンはそもそも家電ではない
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家電コーナーにパソコンは陳列していませんよね?
家庭用コンピューター、パーソナル(Personal:個人的な)コンピューター。略してパソコン。10年以上前はマイコン、ともいわれてました。
パソコンの普及率は近年増加しましたが、メーカー側がまだ動画編集や長期稼動を考慮せずに設計しているため、
長期間にわたる電源をつけたままの使用は基本的に過稼動になります。
もともと長期稼動を見込んで設計されてはいなかったのもありますが、
昔で言えばパワーユーザー、ヘビーユーザーといわれるような人がやってきたことが、
数年前から量販店で購入したパソコンでもできるようになってきた背景もあります。
ユーザー側のゲームや動画編集、長期稼動の需要=メーカー側の設計段階での予測と販売戦略の供給
上記のバランスがまだまだ悪いのです。
さらに、パソコンは大まかに以下のように『部品』として全く違うメーカーが作っています。
ケース・画面・マザーボード・CPU・メモり、ハードディスク・CD/DVDドライブ
マウス、キーボード・PCカード類・TVキャプチャーなどのボード類
電源ユニットも一個の『部品』であり、メーカーもあります。細かく言えばもっとあります。
だから自作パソコンができるのですが……。
ソフトも同じです。ソフトメーカー、沢山ありますよね? それだけ多種多様なのです。
これらのパーツ類とソフトを『動くように』組み合わせてできるのが、パソコンになるのです。
やっているのが個人か企業か、アマチュアかプロフェッショナルかだけの違いなのです。
個々の企業が独自の戦略と設計をこめて作った部品の結合体=パソコンです。
足並みがそろうわけありません。一個の目的が主体の家電ほどシンプルでもありません。
……ね? パソコンて『家電』じゃないでしょう?
メーカー製パソコンが出荷時以外は動作保証外と言う理由も、ここにあります。
できるならXPが出た頃にやってます。そんな妄想は永久に実現しないと思いますが。
長期稼動が当然と思う方は法人用パソコン、ワークステーションやサーバー向けのコンピューターをご利用ください。(基本的にかなり高価で知識が必要です)
パソコンの電源を切る操作をしたことが無い、又は事情があって難しいという方は、
スタート→終了オプション(又はWindowsの終了)→再起動を最低でも一日一度は行ってみてください。 |
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